「鈴木恵麻展」アーティストトーク動画を公開しました!

 2021年10月に開催した「鈴木恵麻展」アーティストトークの様子を、当館YouTubeチャンネルにて公開しました。

本展覧会は、2021年10月30日(土)〜12月12日(日)に開催していた尾道市立大学美術学科、日本画コースの准教授である鈴木恵麻(すずき えま)先生の個展です。鈴木先生は「第73回春の院展」でその会の最高賞である春季展賞を受賞された経験もある注目の作家です。

本展覧会では院展出品作品だけでなく、新作の日本画や半立体作品も展示していました。ギャラリートークでは、自身の作品モチーフについてや日本画を志したきっかけ等についてお話しいただきました。

質疑応答も多くの質問があがり、作品の制作方法や思い入れのある作品についてなど、丁寧に詳しくお答えくださいました。作品がどのようにして描かれているのか、どのような思いが込められているのかを知れる充実した内容となっています。ぜひご視聴ください!




【現在開催中】

符と思う|eASY mECHANISM  

2022年11月12日(土)〜 12月25日(日)
会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日(祝日開館)

入館無料

本大学美術学科油画コース教員・稲川豊による個展です。


【次回】

「美術学科油画コース3年次 進級制作展」  


2023年 1月14日(土)〜 1月29日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日

入場無料

本学油画コース学部3年生による進級制作展です。これまで学内発表のみでしたが、今回実験的な試みとして美術館で制作発表します。

「はじまりのかたち −素描− 」座談会の動画を公開しました!

 2022年4月に開催した「はじまりのかたち −素描− 」座談会の様子を、当館YouTubeチャンネルにて公開しました。

「はじまりのかたち −素描− 」は絵画やデザインをはじめとする様々な領域で制作・研究を行なっている本学学生・卒業生・教員の多彩な形式の素描を展示していました。

座談会では本学教員の中村先生(日本画)、野崎先生(デザイン)、小野先生(油画)に加え、出品者で大学院2年生の近藤さん、村松さん、津島さんをゲストにお招きし、テーマごとにトークしていただきました。

作家にとって表現のはじまりともいえる素描にどのように向き合っているのか、日常的におこなっていることや素描の目的、影響を受けた素描的試みなどお話しいただきました。ぜひご視聴ください!











【現在開催中】

符と思う|eASY mECHANISM  

2022年11月12日(土)〜 12月25日(日)
会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日(祝日開館)

入館無料

本大学美術学科油画コース教員・稲川豊による個展です。


【次回】

「美術学科油画コース3年次 進級制作展」  


2023年 1月14日(土)〜 1月29日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日

入場無料

本学油画コース学部3年生による進級制作展です。これまで学内発表のみでしたが、今回実験的な試みとして美術館で制作発表します。

アーティストトークを開催しました!

現在展示中の稲川豊個展「符と思う|eASY mECHANISM」のアーティストトークを開催初日に行いました。

モデレーターに広島市現代美術館キュレーターの角奈緒子さんをお招きし、稲川先生と対談形式でトークしていただきました。今回は撮影しなかったため、その時の様子をブログにてお伝えいたします!



トークするお二人も含め来館者全員が床に座り、リラックスした雰囲気のなか1時間半のトークが始まりました。

角さんによる司会のもと、あらかじめ用意されたトークテーマなどは無く、お二人で今回の展示内容、稲川先生の作品や作者自身についてのお話をしてくださいました。



角さんは以前から親交のある稲川先生の今回の展示に関して、いつもより整理された印象を受けたといいます。展示室をまたいで似通った要素があったり、会場全体の作品同士のつながりが感じられたとのことでした。

また、稲川作品について、色々な要素(絵画・映像・立体)が作品単体としてもあり、複合的にレイヤーのように重なって全体が一つの作品としても表現されていて、作品そのものと会場全体のスケール感を行き来して鑑賞し、鑑賞者を無限ループに陥れるような感覚があるといったようなお話がありました。

これに対し稲川先生は、作家自身の頭の中も常に思考がぐるぐるとループしていて、それを一つの作品に落とし込もうとすると違和感が生じる。そのため、近年はキャンパス1枚のなかで1から完成まで向かう直線的な制作ではなく、立体や映像など色々な形式・要素の作品を点在的に制作することで、自身の頭の中にあるイメージに近づけているとおっしゃっていました。






稲川作品には制作における要素のなかに「言葉・言語」もあります。英語と日本語が入り混じった、意味の通っているようで通っていないような詩的な文章が印象的です。これらの制作方法について、英文を日本語に翻訳する際に、翻訳ツールなどを使って直訳された場合、おかしな文章ができあがるのを、さらに日本語から英語に翻訳して・・・といった行為を繰り返して制作しているとのことでした。言語や文化の壁(あちら側とこちら側)を行き来することで生まれた文章には、ある種のパラレルワールドのようなものが感じ取れます。




この直訳すると違和感が生じる感覚は、稲川先生のこれまでの絵画制作で、デジタルから絵画に描きおこす際にも、似たような感覚があったというお話もされていました。直訳しておかしな文章にならないように本質的な意味を示すには、意訳する必要があるように、制作表現においても絵画だけでなく様々な要素を通して表現することで、より本質的な部分を体現するのが現在の制作スタイルに繋がっているようです。

この絵画表現における意訳という話を聞いて、稲川先生の制作に対しての理解がより深まったように思います。過去の平面作品をトリミングしたり加筆したりしている作品も、表現したいことの本質に近づけるための再制作だったのだと納得しました。




あっという間に時間が過ぎ、質疑応答もいくつか交え1時間半のギャラリートークが終了しました。作家のみで作品を解説するのではなく、司会と対話する形でトークいただけたことで、鑑賞者として気になる点や掘り下げて聞きたいところを知ることができ、非常に充実した内容になりました。お話いただいた稲川先生、角さん、ご来館いただいた皆さまも誠にありがとうございました。

稲川豊個展「符と思う|eASY mECHANISM」は12月25日(日)まで開催中です。まだご来館してない方も、既に展示を見られた方も、ギャラリートークの内容を踏まえて展示をご鑑賞いただけたら嬉しいです。




【現在開催中】

符と思う|eASY mECHANISM  

2022年11月12日(土)〜 12月25日(日)
会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日(祝日開館)

入館無料

本学美術学科油画コース教員・稲川豊による個展です。



【次回】

「美術学科油画コース3年次 進級制作展」  


2023年 1月14日(土)〜 1月29日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日

入場無料

本学油画コース学部3年生による進級制作展です。これまで学内発表のみでしたが、今回実験的な試みとして美術館で制作発表します。

稲川豊個展企画「符と思い、あちらを見る」アクリル・ブロック配布について

 現在、本館で開催中の稲川豊個展「符と思う|eASY mECHANISM」で行っている企画「符と思い、あちらを見る」についてご紹介します。

「符と思い、あちらを見る」では、いくつかの条件に同意していただける方にアクリル・ブロックをお土産としてお渡ししています。


稲川豊 個展「符と思う|eASY mECHANISM」は11月12日(土)から!

当館で、11月12日(土)〜12月25日(日)、本学油画コース准教授、稲川豊個展「符と思う|eASY mECHANISM」を開催いたします。





本展において稲川は、社会構造におけるヒエラルキーや簡略化された属性が生み出す認知的歪みについてや、デジタル世界や来世、異文化理解などの“彼岸”との概念的往来を考察することを意図し、独特な詩的展開図を構築することを試みます。

絵画、彫刻、映像、写真、デジタル・プリント、インスタレーション、バイリンガル(日/英)な断片的テキスト、展示会作りに関わる諸要素など、様々なメディアの表現言語や、物理的な実在と虚のあり方を操作する創作プロセスは、可謬性や多義性を祝福するものであり、展覧会フォーマット自体を一つの表現メディアとして捉えた、アーティスト・キュレーションの実践として提示されます。













本展の軸の一つとして会場中心エリアに映写される、2022 年頭に撮影されたシングルチャンネル・ビデオMeet the Sealion 17: 49)は、尾道出身、20 世紀の画家小林和作の旧宅で撮影され、屋内に保存されている家具や食器など、和作ゆかりの品々が様々な介入物と交差し、新たなタイムラインを構築します。





映像は、2022年、稲川がフォローしていた一連のツイッター上のやりとりを足がかりに創作された詩的スクリプトの各段落に対応する 23 のセグメントで構成されています。この映像を経由し、または迂回しながら、様々な要素が異なるレイヤー上で交差する複合的表現領域をお楽しみください。


また、会期初日の11月12日(土)は17時から1時間半、アーティストトークを開催予定です。今回は稲川先生と、モデレーターに広島市現代美術館 学芸員の角奈緒子さんをむかえ、本展覧会、作品、その制作背景等についてお話ししていただきます。

予約制となりますので、メール(mou-s@onomichi-u.ac.jp)、もしくはお電話(0848-20-7831)にてお問い合わせください。まだ枠はございますので、皆様のご参加お待ちしております。

※11/10(木)、11(金)は職員不在につきお電話対応、メール返信できません。ご了承ください。


また「符と思い、あちらを見る」企画を同時開催いたします



本企画は展覧会「符と思う|eASY mECHANISM」の一部で、条件に同意していただける場合、「符と思い、あちらを見る」アクリル・キューブを1つお土産としてお持ち帰りいただけます。

条件詳細などはこちらをご確認ください。(稲川先生のHP、関連ページに飛びます)





【次回】

「符と思う|eASY mECHANISM」  


2022年 11月12日(土)〜 12月25日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日(祝日開館)

入場無料

本大学美術学科油画コース教員・稲川豊による個展です。

「In Focos 13 −卒業生の現在−」現在開催中!

こんにちは。

当館では、本日9月10日(土)から10月23日(日)まで「In Focos 13 −卒業生の現在−」を開催中です。

本展覧会は、尾道市立大学を卒業・修了後、創作活動をしている若手作家を紹介する企画で2010年より回を重ね、今回で13回目を迎えます。卒業生支援を重要な目的として掲げているMOU尾道市立大学美術館において、最も注目すべき企画展のひとつです。

出品作家である時任美佳(日本画)、奥野恵理(油画)、佐藤勇(デザイン)の作品を、今回はスタッフKが紹介します。


時任さんは日常にあるショーウィンドウや、鯉のぼりなど季節が感じられる風景を描写しています。



他にも、パンやドーナツが描かれた作品があり、思わず見終わった帰りに買いに行きたくなるような、暖かく、柔らかい作品となっております。





奥野さんの作品はどれも不思議な世界が広がっており、思わず「彼らはなぜこんな形をしているのだろう?」「どんな暮らしをしているのだろう?」と想像力を掻き立てられます。



ファンタジックで可愛らしい画風の中に、ひと匙の奇妙さが含まれ、遠くで見ても、近くで見ても発見のある面白い作品となっています。




佐藤さんは商業誌で連載を手掛けるプロの漫画家です。今回は読み切り作品や連載作品の原画を展示しております。緻密な線画と、丁寧に貼られたスクリーントーンによって力強い画面に仕上がっています。




アイディアノートには、普段見ることのできない漫画制作の過程を見ることができます。

展示されている完成作品のプロット(物語の構想文)、キャラクターデザイン、ネーム(漫画を描く際のコマ割り、コマごとの構図・セリフ・キャラクターの配置等を大まかに表したもの)などが展示され、自由にご覧いただけます。

完成作品に至る綿密な工程から、佐藤さんの制作に対する気迫を感じます。





作家の追求する世界観を同じ空間でご覧いただくことで、各自の作品性をより鮮やかに感じ、全く違った面白さを味わうことができます。

9月になり少しずつ出歩きやすくなってきた今、お散歩のついでにいかがでしょうか?

ご来館お待ちしております。


【現在開催中】

「In Focus 13 -卒業生の現在  

2022年9月10日(土)〜 10月23日(日)
会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日

入館無料

本学を卒業・修了し、各分野で活躍している新進作家、時任美佳(日本画)・奥野恵理(油画)・佐藤勇(デザイン)の3名を紹介します。



【次回】

「符と思う|eASY mECHANISM」  


2022年 11月12日(土)〜 12月25日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日(祝日開館)

入場無料

本大学美術学科油画コース教員・稲川豊による個展です。




「ミッション・イン・ミュージアム2022」当館ミッション受付中!

尾道市内6館の美術館・博物館から成る「尾道市美術館ネットワーク」の新たな取り組みとして、新しい企画を立ち上げることとなりました。


タイトルは「Mission In Museum ミッション・イン・ミュージアム 2022 −目指せ!!おのみち子ども学芸員!!−」


対象は小学校5年生〜6年生。
全6館のうち3館のミッションをクリアすると「おのみち子ども学芸員」認定書をゲットできます。(集計はこちらで行いますので3館クリア後、申請の必要はございません)

当館では「仏像ってなんだ?」入門編、挑戦編、2つのミッションを行います。
宗教的な側面ではなく、美術作品として見てみるきっかけになればなれば幸いです。
仏像の種類、昔は色が塗ってあったこと、国ごとのお顔の違いなど簡単にお話ししつつ、仏師になったつもりで手を動かしてもらうワークショップにする予定です。
職員の私は、大学の授業で仏像や日本美術史を学ぶ内に、仏像の美しさ、鑑賞することの楽しさを知りました。祖父が住職のため、お寺や仏像は身近にありすぎで、当時鑑賞するという意識が低かったです。今ではもっと早くこの魅力を発見できていればな、と感じることもしばしば。(過去にあった「興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展」では誘ってもらったのに私だけ行かず家族が帰ってくるまで家で待つなど、作品も展示方法も滅多にないものだったので、何とも苦い記憶です。。

難しく感じる分野も、初めから多くの知識・教養がある必要はないと思います。
必要なのはちょっとした発見や疑問を見つけることで、そこから思いもよらない場所に興味の幅が広がり、これまでに無かった引き出しが自分の中で増えていきます。
多様な分野の引き出しを作ることは、今後の人生を豊かにしてくれたり、悩んだ時の意外なお助けアイテムになったりもします。





参加された方には記念品としてキラキラ光る仏様シールをお渡し予定です。
とても素敵な仕上がりになりそうなので、こちらもお楽しみに。。

カリキュラム展始まりました!

当館では、7月18日から8月21日まで「CURRICULUM −尾道市立大学美術学科 授業作品展−」を開催中です。

本展覧会では、尾道市立大学美術学科の各学年の教育課程(カリキュラム)の中で制作された作品を展示しています。日本画・油画・デザインのそれぞれの授業での取り組みをご覧いただけます。


各コースの各学年の作品が展示されているとあって、ボリューム満点の展示となっています。平面や立体、映像といった色々な様式での作品が並び、個性豊かな表現に心躍ります。

今回は職員Tがご紹介します。





こちらは組み立て式立体キットの作品。
実際に組み立てれらるように細かくパーツが設計されています。

タイヤの空気入れまでしっかりついています!自分で組み立てて家に飾ってみたいですね。



こちらは1年次の『デッサン基礎実習』と『総合基礎実習』の作品。

尾道市立大学では1年次の前期に日本画・油画・デザインの基礎実習を行います。

伸び伸びと色彩豊かに様々なモチーフが描かれています。




色々なものをかけられる石膏像たち、、、モチーフ選びや配置にも個性が感じられますね。








こちらは油画の『構成実習(コラージュ)』の課題。

作者本人が展示作業もおこなったものもあり、展示方法や壁面のバランスにもこだわりが見えますね。

とても自由に様々なものを使って表現しているのが見ていて面白いです。自分だったらどんな風にアプローチするかな?と考えながら見るのも、楽しみ方のひとつかなと思います。


日本画の作品はモチーフをよく観察し、細やかに描写されています。

日本画は落ち着いた色彩とキラキラした絵具が魅力のひとつ。

どの作品も画材を楽しんでその特性を生かして描いていることが感じられます。




木彫の立体作品。どちらも良く観察されていてフォルムが美しいです。




このカップでコーヒーが飲みたい…


こちらは油画の『オムニバス実習(小野)「アーティストブックを作る」』の課題。

”本”の既存概念に捉われない自由な発想に驚かされます。



宙に浮いているものも…。影もなんだか魅力的です。



いよいよ会期も折り返し地点を過ぎました。

感染症も猛威を振るうなか、暑い日が続いております。

ご無理のない範囲で是非この機会に、意欲溢れる学生の作品をご覧ください。








【現在開催中】

「尾道市立大学大学美術学科 Curriculum −授業作品展−」  


2022年 7月18日(月・祝)〜 8月21日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日(祝日開館)

入場無料

1年次から大学院までの、日本画・油画・デザインから成る3コースのカリキュラムで制作された作品を展示。美術学科の教育の全体像をご覧いただけます。


【次回】

「In Focus 13 -卒業生の現在  

2022年9月10日(土)〜 10月23日(日)
会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日

入館無料

本学を卒業・修了し、各分野で活躍している新進作家、時任美佳(日本画)・奥野恵理(油画)・佐野勇(デザイン)の3名を紹介します。




 

進級展「歩 あゆみ」本日より開催します!

 大学院進級制作展「歩 あゆみ」は本日開催初日です。

今年から大学院2年生に進級した日本画、油画、デザインの8名が、院1年次に制作した作品を中心に展示します。展覧会タイトルには、8名それぞれの「歩」によってできた足跡という意味があるそうです。



縮小サイズの模型を使い展示計画を練っていても、実際の壁面で見ると想像と異なることも多い展示作業。学生同士で展示方法について意見を出し合いながら、さらに詰めていってくれました。




試行錯誤を経て段々と完成に至る過程が見られるのは、この仕事の好きなところの1つでもあります。現場を見ながら、最終的には当初の展示計画から大きく変更している学生もいました。





出品作品は、絵画作品からレコードを使った作品、立体作品まで様々です。






展示方法はもちろん、照明でも印象は大きく変わります。
当館には大きい窓のある第1展示室がありますが、今回そこはカーテンを全開にして自然光が入るような展示になりました。時間帯や天気で変化する作品の見え方が楽しみです。






今回の進級制作展では日本画2名、油画5名、デザイン1名が出品しており、合計29点の作品をご覧いただけます。受付にてフライヤーの他に目録をご用意しています。
目録では作品配置図とキャプションや、作者の略歴と出品作品・制作に関連するコメントもご覧いただけます。残念ながら本展のアーティストトークは内部関係者のみの開催へ変更しました。トークに参加できない方等も、目録を読むことで作品鑑賞がより楽しめるようなっております。是非、併せてご覧ください。






【現在開催中】

尾道市立大学大学院美術研究科 進級制作展「歩 あゆみ」  

2022年5月21日(土)〜 6月19日(日)
会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 
10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日
入場無料

尾道市立大学大学院美術研究科17期生8名による企画展。日本画、油画、デザインの3コースに分かれて、それぞれが院1年次に制作した作品を中心に展示します。この1年で8名それぞれの「歩」によって出来た足跡を、本展覧会を通してご覧いただければ幸いです。


■ギャラリートーク【※開催は本学教員、職員、学生、卒業生限定
日時:5月29日(日)/17:00〜
定員:15名(要予約制)/※ 尾道市立大学在学生、職員、卒業生のみ参加可能に変更
TEL:0848-20-7831
※開催につきましては、新型コロナウイルスの影響で変更となる可能性がございます。


【次回】「Curriculum −授業作品展−」  

2022年7月18日(月・祝)〜 8月21日(日)
会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 
10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日(祝日開館)
入館無料

1年次から大学院までの、日本画・油画・デザインから成る3コースのカリキュラムで制作された作品を展示。美術学科の教育の全体像をご覧いただけます。