「Curriculum −授業作品展−」8月20日(日)まで開催中です!

庭の草木も生い茂る強い日差しの中、Curriculum −授業作品展−」の展示もいよいよ本日までとなりました。当館は最終日の20日(日)まで10:00〜18:00にて 開館しております。残り少ない会期ですが、最後までご覧いただけますと幸いです。

本展覧会は、1年次から大学院までの日本画・油画・デザインから成る3コースの授業カリキュラムにおいて制作された作品を展示しております。様々なジャンルの作品群が同じ空間に展示されており、天井近くまで飾られる作品量に驚かれることと思います。


学生さんたちにとっては、美術館に自身の作品が展示されている珍しい機会です。制作している最中の作品とはまた異なる視点で鑑賞できる本展覧会へ、是非足を運んでみてくださいね!
















また、9月9日(土)から「In Focus14 – 卒業生の現在 –」を開催します。こちらもぜひお楽しみに。皆様のお越しをお待ちしております。


【開催中】

Curriculum – 授業作品展 –

7月15日(土)〜 8月20日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日
入館無料

1年次から大学院までの、日本画・油画・デザインから成る3コースのカリキュラムで制作された作品を展示。




【次回】

In Focus14 – 卒業生の現在 –

9月9日(土)〜 10月15日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日
入館無料

本学を卒業・修了し、各分野で活躍している新進作家、PHI(ピーエイチアイ / 本名キン・ヤンフィ / 日本画)、津川奈菜(油画)、世羅史津香(デザイン)の3名を紹介。


  ◎イベント
■アーティストトーク 

日時  :9月9日(土)14:00
参加無料


■ワークショップ

「真鍮のしおりに刻印体験」(講師:世羅)
用意したしおり形の真鍮板に、好きな刻印(数字・アルファベット)を打ち、オリジナルのしおりを作ろう。  
 
日時  :9月9日(土)15:30 
定員  :10名程度 / 先着順  
参加費 :1,500円


「シルクスクリーンで花を生けよう」(講師:PHI) 
無地のトートバックに、作家の用意した花、花瓶の絵柄から好きなものを1点ずつ選んで組み合わせ、シルクスクリーン(版画技法の一種)でプリントしよう。  
 
日時  :9月24日(日)15:00
定員  :10名程度 / 先着順 
参加費 :1,000円 

※当日は汚れても大丈夫な服装でお越しください。

 

MOU尾道市立大学美術館より、卒業生・修了生の方々へお知らせ

 尾道市立大学美術館運営委員会は、令和6年度(2024年度)教育・研究プロジェクト

企画展において、卒業生・修了生から企画展の募集をします。
展覧会内容は、個展・グループ展、平面・立体・写真・映像・インスタレーションなど表現方法も問わず受け付けます。

開催期間は1企画につき2~3週間の予定です。

尾道市立大学ホームページの大学美術館・自主企画展募集項目

http://www.onomichi-u.ac.jp/center/art_museum/recruitment.html?node_id=1095)を参考のうえ、エントリーをして下さい。
エントリー締切日は、令和5年(2023年)8月末日〜9月中旬までです。 
不明な点があれば当館までご連絡下さい。

皆さんの応募をお待ちしています。

【お問い合わせ先】

MOU尾道市立大学美術館
〒722-0045  広島県尾道市久保3-4-11
電話  0848-20-7831

「カリキュラム展」開催 / 「美術館へ行こう」ワークショップについて

こんにちは。 

最近はご来館時「涼しい〜!」、ご帰宅時「暑ッ!」が来館者さま定番の掛け声になってきました。当館では7月15日(土)〜8月20日(日)まで「Curriculum −授業作品展−」を開催しております。






1年次から大学院までの日本画・油画・デザインから成る3コースのカリキュラムで制作された作品を展示しています。開館は10:00〜18:00、休館日は水・木曜日となります。 


今回も絵画から立体、映像、照明など様々な作品が並んでいます。 
梅雨も明け、信じたくないほど暑い日が続きますね。 
当館は空調が効いておりますので、ぜひ涼みついででも大丈夫なので気軽にお越しください。 








また、「夏だよー!美術館へ行こう!」企画で当館が開催するワークショップ「ランプシェードを作ろう!」は2日間で定員20名を上限としていましたが、好評につき募集を締め切らせていただきました。 
お問い合わせくださった皆さま、興味を持ってくださり誠にありがとうございます。 
次回展でもワークショップを予定しておりますので、ぜひチェックしてみてください。 


【開催中】

Curriculum – 授業作品展 –

7月15日(土)〜 8月20日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日
入館無料

1年次から大学院までの、日本画・油画・デザインから成る3コースのカリキュラムで制作された作品を展示。美術学科の教育の全体像をご覧いただけます。


【次回】

In Focus14 – 卒業生の現在 –

9月9日(土)〜 10月15日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日
入館無料

本学を卒業・修了し、各分野で活躍している新進作家、PHI(ピーエイチアイ / キン・ヤンフィ / 日本画)、津川奈菜(油画)、世羅史津香(デザイン)の3名を紹介。

■ワークショップ
現時点開催予定

進級制作展の作品をご紹介!

当館では、5/3(水・祝)から尾道市立大学大学院美術研究科 進級制作展「社会適合者」を開催しています。G.W.には天気の良い日が続き、多くの方々にご来館いただきました。残りの会期期間もまだまだございますので、ぜひ足をお運びください!

本展覧会は、油画コース5名、デザインコース3名が、大学院1年次に制作した作品を展示しています。コースに関係なく、絵画・映像・音楽・立体など様々な様式を取り入れた作品が多く、個性と活気に満ちた展示になっています。今回の展示の様子をスタッフTがご紹介します!

まずは搬入・展示作業の様子からご紹介。進級制作展では展示作業も院生で行います。




何やら色々なものが美術館へ搬入されました…一体どのように仕上がるのかワクワクします。


短い搬入期間の中、それぞれ試行錯誤しながら魅せ方も含めて作品を完成させ、今回の展示が出来上がりました。どのような展示になっているかみていきましょう!

まず第1展示室には展示室全体を使って、絵画、映像、立体、音楽といった要素を複合的に用いた作品が展示されています。



独特な表情のピンクの生き物は猫でしょうか?この表情が何とも魅力的です。この絵はF100号2枚を繋げた大きな作品です。裏にスピーカーが設置され、そこから作者が制作した音楽や音声が流れています。全部で約11〜12分再生されますので、じっくりと鑑賞しながらお聴きください。



目を惹く魅力的な生き物たちが他にもたくさん…

1枚の絵が色々な要素で構成されているので1つ1つよく鑑賞してみて下さい。



第2・3展示室には油画コース4名、デザインコース3名の作品が展示されています。


第2展示室の壁一面に絵画と赤い布で覆い尽くした作品や、第3展示室全体を使った展示は迫力があります。

1枚の絵画作品かと思いきや、近くで見るとバラバラにされたキャンバスが糸で縫ってあります。1つの絵画を切って縫い合わせているのでしょうか?

おや、作品かと思いきや懐中電灯が。細い隙間を照らすと…


隠されるように作品が展示されていました。こんなふうに展示することもできるんですね!



デザインコースは立体作品や漫画・本、イラストなどの作品が展示されています。


こちらの2冊の本は、漫画版と小説版の本になっています。ほとんど内容は同じですが、小説の方には漫画に載っていない文章が赤文字で載っています。



どちらもお手にとってご覧いただけますので、ゆっくりと読んでみてください。



箱の中でロボットのような立体が2体…お店の店主とお客さんでしょうか?手元のバインダーにも何か文字が描かれています。会話が今にも聞こえてきそうなくらい、細かく作り込まれています。見れば見るほど発見があり、想像が膨らんで面白いです。きっと細かい設定があるんだろうなと思います。皆さんはどういった設定を思い浮かべますか?

もう1つの立体作品には黄色い人たちが…梯子を持つ小さい子の後ろ姿が勇ましくて可愛いです。

ここまで読んでくださりありがとうございます!

進級制作展のイベントとして、5/14(日)14:00〜「ギャラリートーク」を開催します。「予約不要」となりましたので、ぜひお気軽にご参加ください。お問い合わせは当館チャット、メール(mou-s@onomichi-u.ac.jp)、お電話(0848-20-7831)まで。

皆様のお越しを心よりお持ちしております!




【開催中】

尾道市立大学 大学院美術研究科進級制作展「社会適合者

5月3日(水・祝)〜 6月4日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日(祝日開館)
入館無料

大学院で専門的に制作活動を行なっている、油画・デザイン、2領域の大学院2年生が院1年次の制作を発表。

【次回】

Curriculum – 授業作品展 –

7月15日(土)〜 8月20日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日
入館無料

1年次から大学院までの、日本画・油画・デザインから成る3コースのカリキュラムで制作された作品を展示。美術学科の教育の全体像をご覧いただけます。




進級制作展「社会適合者」6/4(日)まで開催中!

現在、尾道市立大学大学院美術研究科 進級制作展「社会適合者」を5/3(水・祝)〜6/4(日)まで開催中です。

本展覧会は、尾道市立大学大学院美術研究科18期生による企画展です。感染症流行の前も最中も後も、不器用に奔走する8人。私たちは「美術系」の肩書きでなんとか社会の一部となっています。知ること・描くこと・創ることを通じて、折り合いを付けるなり活力を得るなり。それぞれが適合のために足掻いた軌跡、お時間があればご高覧ください。

会期中には「ギャラリートーク」を開催します。5/14(日)14:00〜開催となります。「予約不要」となりました。ぜひ気軽にご参加ください。お問い合わせは当館チャット、メール(mou-s@onomichi-u.ac.jp)、お電話(0848-20-7831)まで。

皆様のお越しを心よりお持ちしております。







【開催中】

尾道市立大学 大学院美術研究科進級制作展「社会適合者」

5月3日(水・祝)〜 6月4日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日(祝日開館)
入館無料

大学院で専門的に制作活動を行なっている、油画・デザインの、領域の大学院2年生が院1年次の制作を発表。

【ギャラリートーク】
日時:5月14日(日)14:00〜
場所:MOU尾道市立大学美術館
※ご予約不要です

【次回】

Curriculum − 授業作品展 −

7月15日(土)〜 8月20日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日
入館無料

1年次から大学院までの、日本画・油画・デザインから成る3コースのカリキュラムで制作された作品を展示。美術学科の教育の全体像をご覧いただけます。

「教員展」デザイン教員の作品をご紹介!

 こんにちは!

 「教員展」展示作品のご紹介もいよいよラストになりました。今回はデザイン教員6名の作品ついて、引き続きスタッフTがお伝えいたします!これまでと比べて人数が多いので長くなりますが、最後までご覧いただけますと幸いです。


■野崎先生

GIORGIO-The portrait of a man manipulating clouds in the metaphysical landscape

ジョルジョ-形而上学的風景の中で雲を操る男の肖像〉  

 野崎先生はイラストレーション領域の先生で、可愛らしいキャラクターデザインの立体を展示しています。


 木で造られた人型の立体が、不思議な形の雲を持って立っています。木箱の背景には空が描かれ、黄色い建物があります。黄色い建物は写真だと平面的に見えますが、これも木の板でつくられていて、影の形は照明によって出ています。

「ジョルジョ」「形而上学的」と聞くと、形而上絵画で知られるイタリアの画家ジョルジョ・デ・キリコのことを思い浮かべます。そう思って見ると人物の形や背景の建物もキリコの絵画に近い印象を受けました。


 フォルムが何とも可愛らしく、にっこりと笑顔で楽しそうに雲を操っていますね。

 「雲を操る」という非現実的な場面とそら豆のような形の雲が面白いです。私にはそら豆に見えて仕方ないのですが、みなさんは何に見えますか?



■世永先生

The Pachira Mobiles-YThe Pachira Mobiles-R

 世永先生はグラフィックデザイン領域の先生で、今回はポスターを2点展示しています。

 今回の展示作品は、タイトルにあるようにパキラという観葉植物をモチーフにしたデザインのポスターでしょうか。

 シンプルな形で軽やかに画面構成されています。背景の鮮やかな色は生命力に溢れ、茶色い幹のような部分が観葉植物らしさをよく表しているなと感じます。印刷されている紙も表面に艶がありキラキラとして見えて綺麗です。 

 近くで見ると単純な色面だけでなく、モザイクのように細かい色の粒が集合している色面、グラデーションがかかっている部分など多彩なグラフィック表現が見てとれて素敵です。



■桜田先生

復活のニケ

 桜田先生は造形デザイン領域の先生で、鋳金の作品を制作しています。鋳金とは、金属を溶かし、型に流し入れて固まったものを研磨などして仕上げた金属工芸のことです。

 ニケと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、1863年にエーゲ海東北のサモトラケ島で発見された大理石彫刻「サモトラケのニケ」のことです。ニケとは有翼の勝利の女神とされ、「サモトラケのニケ」は頭部と両腕が欠損していることでも知られます。


 先生の作品にも金色の翼が生えています。近くで見ると細かい表情があって羽根の質感のようで美しいです。反り返った造形や下部の削れたようなテクスチャーからは、大きな風の流れを感じます。



■林先生

〈漆の器〉

 林先生はクラフトデザイン領域の先生で、今回は漆工芸の器を9点展示しています。

 漆で塗られた木製の器が並んでいます。全て同じ形に見えて1つ1つが手仕事で作られているため、形や漆の風合いも微妙な違いがあります。

 漆の上品な艶のある表情がとても美しく、丁寧な制作過程が想像できます。

 写真では伝わりづらいですが、黒い器を良く見ると赤い色が見えます。ただ真っ黒なだけでないのが魅力的です。



■黒田先生

光凪-Quiet Shine

 黒田先生は映像デザイン領域の先生で、20分のループ映像作品を展示しています。


 キラキラと波が揺れ、1隻の船が少しずつ進む様子を見ていると、穏やかな気持ちになりいつもより緩やかに時間の流れを感じます。

 たまに静止画かと思われる方もいるようですが、ゆっくりと場面が変化していて様々な時間帯や異なる画角の海が見られます。ぜひお時間の許す限り、ソファーに座りながらお楽しみください。



■小西先生

〈道〉〈世界

 小西先生は本学美術学科の油画コースの修了生で、現在はデザインコースの助手をされています本展では油画やペン画といった平面作品を展示しています。


 植物のようにも人のようにも見えるものの集合体で構成されています。幻想的で怪異な雰囲気に惹きつけられます。


 渡り廊下を歩く謎の生命体上司とその部下…?鳥…?

 ペン画は特に細かく描き込まれていてじっくり鑑賞したくなりますね。



 ここまで3回にわたり作品紹介をご覧いただきありがとうございました!

 「教員展」は4月23日(日)まで開催しております。

 写真とともにご紹介しましたが、どうしても画像では伝えきれない部分があり、もどかしい気持ちでいっぱいです。直接足を運んで、実際に作品を見ていただけたら嬉しいです。

 皆さまのお越しを心よりお待ちしております!




【開催中】

尾道市立大学 美術学科教員展「What's Up?/ 最近どう?」  

2023年 3月11日(土)〜 4月23日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日
入館無料

大学美術学科教員の制作・研究を紹介する展覧会です。


【次回】

尾道市立大学 大学院美術研究科「進級制作展

2023年 5月3日(水・祝)〜 6月4日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日(祝日開館)
入館無料

大学院で専門的に制作活動を行なっている、油画・デザインの2領域の大学院2年生が、院1年次の制作を発表。