大学院進級制作展「Glowing Pain」を開催中!


こんにちは!木々の緑がいよいよ色を増してきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?当館では現在、大学院 美術研究科 進級制作展「Glowing Pain」を6/1(日)まで開催しています。


本展覧会は、大学院で専門的に制作活動を行っている日本画・油画・デザイン各コースの大学院2年生が、1年次の制作を発表します。各領域合わせて総勢12名の作品が展示会場を彩ります。展覧会の企画から設営まで、学生が主体となり運営していきます。

本展のタイトルは、学生の皆さんが話し合って決めています。タイトル「Glowing Pain は、「growing pain(成長痛)」と「glow(輝き)」のふたつの意味を掛け合わせた造語。日々の制作や研究のなかで味わう葛藤や苦悩を「成長痛」に見立てています。この痛みのなかで微かな輝きや発見を見出したことが、「Glowing Pain というタイトルに表れているようです 


1展示室ではインスタレーションや絵本、漆器など様々な作品が並びます。先日開催した「絵本の読み聞かせ」では、制作した学生本人が読み聞かせをしました。リズムのよい語り口に、子どもも大人も、絵本の世界に引き込まれていました。





2展示室でも、日本画やインスタレーションなど多様な媒体の作品をご覧いただけます。
    力作が並び、充実した展示となっています。


 


3展示室は暗室です。ブラウン管テレビに映し出されたアニメーション。なんだか懐かしいような、怖いような…。

ぜひ実物をご覧いただき、若い世代の感性や試み、学生の制作に対する熱量などを感じていただけますと幸いです。


 会期中には様々なイベントがあり、先日はトークイベントやワークショップ、絵本の読み聞かせを開催しました。まだまだ会期後半にもイベントが企画されています。この機会に、ぜひご参加ください!イベント情報は大学美術館HPよりご確認いただけます。

皆様のご来館を心よりお待ちしております! 

 

 

【次回】

尾道市立大学 大学院美術研究科

「進級制作展」 

会期  :5月3日(土)〜 6月1日(日) 

会場  :MOU尾道市立大学美術館 

開館時間:10:00 - 18:00

休館日 :水・木曜日(祝日開館)

入館無料

「所蔵作品展」は4月6日に終了しました。

こんにちは!若葉をまとった桜が季節の移ろいを感じさせますね。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

当館では「所蔵作品展」を開催し、多くの方々がご来館くださいました!本展覧会では、本学学生の買上作品や退任教員の作品を展示しており、見応えのある作品が展示会を彩りました。

尾道市立大学では毎年、卒業・修了作品の中から各コース1名最優秀学生を選抜し、作品を買上げています。それらとともに、所蔵品の一角をなすのが美術学科の退任教員によって寄贈された作品です。 

1展示室では絵画作品や日常を彩るような作品が並びます。 


 

2展示室へ向かうと、大きな絵画が並び圧巻です。 洛中洛外図屏風は今回初公開の作品でした。描かれている人々をじっくり見ていると、楽しいざわめきが聞こえてきそうです。



3展示室では様々な形態の作品が、日々の視点を豊かにしてくれます。 



 
絵画やクラフト作品、テキスタイルデザインなど多岐にわたる表現と出会うことができる展覧会でした。

 次回は大学院美術研究科2年生による展覧会を開催します。学生のみなさんは展示作品の制作や展覧会準備を頑張っているようです。会期中には様々なイベントが企画されていますので、ぜひご参加ください!

皆様のご来館を心よりお待ちしております! 

 

【次回】

尾道市立大学 大学院美術研究科

 進級制作展」 

会期  :5月3日(土)〜 6月1日(日) 

会場  :MOU尾道市立大学美術館 

開館時間:10:00 - 18:00

休館日 :水・木曜日(祝日開館)

入館無料

「第22回地域プレゼンテーション課題2025」は本日終了しました

こんにちは!まだまだ寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?

週末(2/22〜2/24)の3連休は、尾道でも雪が吹雪いていましたね。とても寒い休日になりましたが、尾道の商店街は観光客で賑わっていました。

そんな3連休の初日から当館では「第22回地域プレゼンテーション課題2025」を開催しました。2/22(土)〜2/25(火)の4日間という短い展示期間ではありましたが、多くの方々がご来館くださいました!

本展覧会は、本学デザインコース学部3年生による地域の問題解決をテーマとした課題を展示、プレゼンテーションで発表します。「尾道」や「出身地域」からテーマを見つけて各自がリサーチを行い、デザインを通して課題解決に挑みます。学生らしいフレッシュな発想や企画をご覧いただけます。





2/22(土)にはプレゼンテーション形式のギャラリートークも行いました。




今回の展示では例年に比べて「尾道」をテーマに扱った作品が多かったのが印象的です。学生たちの発想をもとにデザインされた作品を見て、新たな尾道の魅力に気づくことができました。例年行われている課題で今回で22回目とあって、歴代「尾道」をテーマに扱った作品は多くありますが、今までにない視点で制作された作品が多く、まだまだ「尾道」も掘り下げていけば色々な面白さをデザインで表現して発信できるんだなと感心しました。





「出身地域」をテーマにした作品も、生まれ育った土地だからこそ知っている郷土の伝統や歴史をテーマにしており、興味深く鑑賞しました。尾道市に住んでいる方は移住者の方も多く、3連休とあって観光で他県からお越しの方もいたため、故郷をテーマにした作品をご覧いただけた方もいるのではないでしょうか。同じ「出身地域」の魅力を伝える作品を見つけるとなんだか嬉しくなります。そんな風に楽しんで鑑賞いただけていたら幸いです。




次回展示は、本学学生の買上作品や退任教員の作品を展示する「所蔵作品展」を開催いたします。普段は見られない優秀作品が並ぶ見応えのある展示です。皆さまのご来館を心よりお待ちしています!





【次回】

「 所蔵作品展」 

会期  :3月15日(土)〜 4月6日(日) 

会場  :MOU尾道市立大学美術館 

開館時間:10:00 - 18:00

休館日 :水・木曜日(祝日開館)

入館無料


本学美術学科学生の買上作品や退任教員の作品を紹介します。

「第19回修了制作展」は2/16(日)に終了しました

こんにちは!

2月に入り尾道にも雪が降る日もあるほど寒い日が続いていますね。

ただ、最近は夕方になっても明るく日が延びて、春の訪れも近いなと感じます。

当館では、2/7(金)〜2/16(日)まで「第19回大学院美術研究科修了制作展」を開催していました。学生生活の集大成ともいえる制作なので、熱がこもった作品が並び見応えのある展示となりました。






本展覧会はたくさんの方にご来館いただき、2/16(日)をもちまして無事に展示を終了いたしました。2/16(日)にはギャラリートークも開催いたしました。



ご来館者さまの多くが作品に関心を持ってご鑑賞くださり、受付の学生に感想や質問などお声がけいただくこともありました。足をお運びくださった皆さま、誠にありがとうございました!

会期を終えた翌日にはバタバタと撤収作業に取りかかりました。卒業生・修了生の皆さん、展示お疲れ様でした。無事に展示期間が終了し、搬出も終えてほっとひと息ついていることでしょう。大学や大学院で学んだ知識と経験、仲間との出会いが、これからの生活や制作の大きな糧となるはずです。これからも自分の感性を信じて実りある人生を歩み、それぞれの道でご活躍されることを祈っています!

【次回】

「 第22回地域プレゼンテーション課題2025」 

会期  :2月22日(土)〜 2月25日(火) 

会場  :MOU尾道市立大学美術館 

開館時間:10:00 - 18:00 ※最終日のみ10:00 - 16:00

休館日 :会期中無休

入館無料


本学デザインコース学部3年生による地域の問題解決をテーマとした課題を展示、プレゼンテーションで発表します。 

岸む音 / 際の上 Murmuring Shores / On the Brink は1/10(金)まで開催中!

明けましておめでとうございます🎍

季節はすっかり冬になり、布団の中が特に幸せな季節ですね。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆さまにとって素敵な1年でありますように🌟




 

当館では現在「岸む音 際の上 Murmuring Shores / On the Brink」を1/10(金)まで開催しています。

本展は、尾道ゆかりのアーティスト3人とシンガポールからの招聘アーティスト3人による国際グループ展です。

尾道ゆかりのアーティストとしては、尾道市立大学美術学科油画コースの卒業生である津川奈菜、吉田彩花、同コース担当教員の西村有未が参加し、シンガポールからは若手アーティストNg Hui Hsien(ウン・フイ・シェン)、Liu Liling(リュウ・リリング)、Susanna Tan(スサンナ・タン)が加わります。

 






また、本展は稲川豊(尾道市立大学美術学科 准教授)とワン・ルオビン(ラサール|シンガポール芸術大学マクネリー・スクール・オブ・ファインアーツ教員、Comma Space共同設立者)による共同キュレーションのもと、多様なメディアとアプローチが交差し、非直線的な対話の場を生み出すことを目指します。





 



シンガポールからの参加アーティストたちは展示に先立ち、尾道のVILLA WASAKU(小林和作旧居)でアーティスト・イン・レジデンスに参加。各々が接点を探りつつ作品を制作し、レジデンス前からのメールでの交流や、期間中の対面コミュニケーションを通じ、アーティスト同士が影響し合う場を創り出します。





 

お庭にも作品があるので、どうぞお見逃しなく!





他にも、展覧会前に作家同士がメールのやり取りを通し交流したときの記録冊子もございますので、お土産としてどうぞお持ち帰りください。



皆さまのご来館を心よりお待ちしております。 

In Focus15-卒業生の現在-を開催中です!

段々と秋も深まり、朝晩の冷え込みによって紅葉が美しく色づいてきましたね。
さて、大学美術館では10月19日(土)から尾道市立大学を卒業・修了後、創作活動を継続している若手作家を紹介する企画「In Focus15-卒業生の現在-」を開催しています。

こちらの企画は2010年より回を重ね、今回で15回目の開催となります。
今回は平林美咲さん(デザイン)、大場真美さん(日本画)、大島愛さん(油画)の3作家の修了後の作品を展示しています。

平林さんは2018年修了後、鈴木成一デザイン室に勤務し、書籍のデザインに携わりながら「紙作室そえがき」名義で個人でグラフィックデザインを行っています。また、日常空間を切り取った写真撮影を行うなど、デザインワークとは異なるアプローチでの表現も継続しています。






大場さんは2018年修了後、教員などの仕事をしながら日本画制作を続けており、出身である高知県の美術展覧会や、創画展に出品・入選されています。主に不安や焦燥感などの感情を、植物や人物など身近なモチーフを描くことで可視化する作品を制作しています。主題は一見ネガティブですが、自身の感情や身近な対象をありのまま受け入れ、それに寄り添う眼差しを感じさせます。





大島さんは2010年修了後、2015年以降から広島市立大学芸術学部彫刻科研究生として学ばれ、同大学大学院の映像メディア造形博士課程を修了、ドイツの大学へ交換留学へ行かれるなど、幅広い経歴を重ねながら制作活動を続けておられます。
作品は、絵画・ドローイングを軸に、自身のイメージに基づき立体、映像など様々なメディアを横断・複合しつつ創作活動を展開してきました。主として人物の表象を用い、その表情や色彩が喚起する感情など内面の問題を表現してきましたが、近年より長い尺度の時間と関係性を可視化する人物群像を描く作品を制作しています。





会期は11月24日(日)までで、開館日は残すところ8日となりました。
朝晩は寒くなりましたが、日中は気温が暖かい日も続いております。
心地よいおさんぽ日和にぜひ美術館を訪れてみてはいかがでしょうか?
皆さまのご来館を心よりお待ちしております!



【開催中】

「 In Focus15 −卒業生の現在−」 

会期  :10月19日(土)〜 11月24日(日) 

会場  :MOU尾道市立大学美術館 

開館時間:10:00 - 18:00

休館日 :水・木曜日

入館無料

本学を卒業・修了し、各分野で活躍している新進作家、大場真美(日本画)、大島愛(油画)、平林美咲(デザイン)の3名を紹介。


【次回】

「 岸む音 / 際の上:Murmuring Shores / On the Brink」 

会期  :12月14日(土)〜 1月10日(金) 

会場  :MOU尾道市立大学美術館 

開館時間:10:00 - 18:00

休館日 :水・木曜日、12月29日(日)−1月3日(金)

入館無料


シンガポールの作家Liu Liling、Moses Tan、Susanna tan、本学美術学科油画コース修了生の津川奈菜、吉田彩花と同コース教員西村有未、6名によるグループ展です。 

「遊びをせんとや生まれけむ」は9/27(金)まで開催中

現在当館では8/26(月)から9/27(金)まで、卒業生自主企画展「遊びをせんとや生まれけむ」を開催中です。 


今回は本学の油画コースを卒業・修了した卒業生の小西美幸さん、伊藤敏治さん、道廣多一さん、髙祖小春さんによるグループ展となります。


地域の皆さまには尾道で学んだことを卒業・修了後、どのように昇華しているかの発表の場として、学生には先輩の作品を見て社会人になってどのような制作活動をしているのか知る機会として、ぜひ実際にご覧いただけますと幸いです。
個性の強い4名の作品群ですが、不思議と一体感のある空間となっております。


少しだけ秋の気配を感じる気候になってきました。
芸術の秋ということで作品鑑賞はいかがでしょうか。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。




【開催中】

「 遊びをせんとや生まれけむ」 

会期  :8月26日(月)〜 9月27日(日) 

会場  :MOU尾道市立大学美術館 

開館時間:10:00 - 18:00

休館日 :水・木曜日

入館無料

本学油画コース卒業・修了生である小西美幸、道廣多一、伊藤敏治、髙祖小春、4名による自主企画展。


【次回】

「 In Focus15 −卒業生の現在−」 

会期  :10月19日(土)〜 11月24日(日) 

会場  :MOU尾道市立大学美術館 

開館時間:10:00 - 18:00

休館日 :水・木曜日

入館無料

本学を卒業・修了し、各分野で活躍している新進作家、大場真美(日本画)、大島愛(油画)、平林美咲(デザイン)の3名を紹介。