ご来館いただいた皆さま、ありがとうございました。
頂いたアンケートからは、個々の作品の感想に加えて「三者三様でとても面白かったです、
見ごたえがありました。」という意見が多くあったことが印象的でした。
出品作家3名それぞれの作品と、じっくり向き合える時間を過ごしていただけたかと思います。
最終日の10月8日にはアーティストトークを開催いたしました。当初の予定日は台風の影響で延期いたしましたが、今回は晴天の中、多くの方にご参加いただくことができました。
まずは一人ずつ、今回展示されている作品について話をしていただきました。児玉さんは「料理の写真を見ながら、料理を描いているのではなく線を描いている」こと。中曽さんは「命や北欧神話からヒントを得て形づくり、用途に意識を向けることもある」こと。松本さんは「散歩中に出会った惹かれるものや景色を自分のフィルターを通して描いている」ことを知ることができました。
その後は、お客様からのご質問や、作家同士での対話の中から、展示での作品のみせ方や、卒業後の制作環境、作家活動についてもお話を伺いました。
トークに参加してくれた学生には、自分が卒業後にどうしたいか・どうなりたいかを考えるためのヒントになったのではと思います。
ご参加いただいた皆さま、児玉さん・中曽さん・松本さん、どうもありがとうございました。
当館は只今、展示入れ替え期間中です。
次回は10月20日(土)から「浮游 −塩川髙敏展−」を開催いたします。
初日の14時からは、本学油画コース教員によるギャラリートークを行います。こちらもぜひご参加ください。
<次回展覧会>
「浮游 −塩川髙敏展−」
2018年 10月20日(土)〜 12月9日(日)
会場 MOU尾道市立大学美術館・尾道市立大学サテライトスタジオ
開館時間 10:00 - 18:00
休館日 水・木曜日
入場無料
◎ギャラリートーク 10月20日(土) 14:00〜
会場 MOU尾道市立大学美術館
尾道市立大学油画コース教員が塩川髙敏の創作活動についてお話しします。時代ごとの創作の変遷を踏まえつつ、各展示作品に触れていきます。
尾道市立大学の設置準備の時以来、大学の教育研究の充実に尽力し、2017年秋に急逝した画家の創作の軌跡を振り返る企画展。初期作品から代表的なシリーズ「樹映」や「浮游」をはじめ、尾道の風景など、制作の変遷を辿りながら画家の創作の核心に迫る企画です。
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