カリキュラム展は8/15(日)まで開催中です

現在、当館にて7/24(土)〜 8/15(日)の期間「Curriculum −授業作品展」を開催中です。本展では尾道市立大学美術学科の各学年で行われるカリキュラムで制作された作品がご覧いただけます。


  





「進級制作展」会期を延長したため今回の「カリキュラム展」は例年より短く、2週間となります。ご留意ください。


カリキュラム展は、当館で開催する展覧会の中でも1、2を争う作品数の多さです。展示方法で見え方も変わるため、教員も交えて展示レイアウトを行いました。



今回も物凄いボリュームです。






展示スペースの関係で残念ながら展示できない作品もありましたが、どの作品も魅力的です。今回の作品群全体の印象として、発想の自由さやのびのびした表現などを強く感じました。
1年次最初に取り組む課題として例年「樹根デッサン」という、巨大な木の根を鉛筆で描くものがあります。去年から感染症の影響で課題内容が変わり、鉛筆以外の画材も使用できて自由度が増したからか、展示すると壁面が賑やかな印象になりました。






木でこんなに柔らかい形が出せるのだと感動しました。
滑らかな表面とフォルムで、つい触ってみたくなる作品たちです。



自画像について考える課題ですが、絵画から映像、何に描くかまで異なります。
自由な発想や表現が非常に面白いです。



こちらはランプシェード課題。お家に飾りたいです。





日本画は皆さん達者です。離れても綺麗ですが、近寄ってみると日本画特有の粒子の表情や描き込まれた筆跡などが楽しめます。




大きな作品ですが、キレが良く、印刷の具合も作品に合った綺麗な発色です。
とてもインパクトのある格好いい作品です。
画面内にあるQLコードを読み取ると、作品の一部が動くGIFが見られます。文字化けしたメールは実際に大学から届いたものだったり、沢山の要素がうまく混ざり合っています。




突然ですがクイズです。この中に本学の教員が3名いますがどこでしょう。


正解は左から小野先生、松本先生、吉原先生でした。別の場所に中村先生もいました。
まだまだ隠れている先生がいそうですね。他の先生を見つけた方は是非教えて欲しいです。




可愛い作品で、展示後ゆっくり細部を見ていたところ


お。




何か乗っています。
自撮りしている顔やポーズばかりに夢中になっていたので、発見したとき非常に喜びました。
美術館に来てくれているアルバイトスタッフに写真を見せながら話しましたが、気がついていないのは自分だけだったようです。



こちらは展示前に組み方を考えていた際の写真です。



様々な学生の作品を見られる機会となります。
雨続きでお住まいによって避難が必要な方もいらっしゃると思いますが、ご無理のない範囲で実際にご覧いただけますと幸いです。





「尾道市立大学大学美術学科 Curriculum −授業作品展−」  


2021年 7月24日(土)〜 8月15日(日)

会場   MOU尾道市立大学美術館
開館時間 10:00 - 18:00
休館日  水・木曜日 

入場無料


1年次から大学院までの、日本画・油画・デザインから成る3コースのカリキュラムで制作された作品を展示。美術学科の教育の全体像をご覧いただけます。

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