会期中イベントのご案内

本日は、尾道市立大学の学位記授与式が行われました。
卒業生の皆さん、修了生の皆さん、誠におめでとうございます。
尾道で学び、過ごした日々は、これからの皆さんにとって軸となり支えとなる経験と時間になったことと思います。尾道に来るときは、ぜひ当館にも寄ってくださいね。
またさらに成長した皆さんの姿に会えること、楽しみにしています。



「はじまりのかたち−素描−」は、3月2日より開催しております。
4月は関連イベントを3つ予定して、皆様のお越しをお待ちしています。

まず1つ目は、4月4日(木・特別開館)14時より『座談会「素描をめぐって」』です。
本学美術学科教員による座談会で、制作の基礎練習ともなる素描や、制作過程やカリキュラムの中で生まれる素描、そして作家・デザイナーとしても活動する教員にとっての素描とは何か?様々な視点から「はじまりのかたち−素描−」についての意見交換を予定しています。





2つ目は、4月13日(土)16時より『沈黙研究会』です。
本学日本文学科 藤本真理子先生と、美術学科 西嶋亜美先生による公開研究会です。
間、空白、沈黙…等といった否定的契機を切り口として、言語学と美術理論を道具として、会場でゲストや皆さまと共に楽しみます。
トリミングされた外側のこと、没案として切り捨てられるものに、あえて焦点を当ててみる。また、美術館はどうして静かに過ごさなくてはいけないの?という美術館での振る舞いについても再考します。
何気なく見過ごしてしまうこと、当たり前にしてしまうことを、一緒に拾い上げてみましょう。




3つ目は、4月28日(日)14時より『ワークショップ「滲みから始まる世界」』です。
講師は、本学修了生の菅原瑶子さんです。作家としても活躍する菅原さんの制作(絵の具の偶然の滲みをはじまりとして、そこから生き物や風景等を見つけて描き、新たな世界を生み出す)を一緒に体験します。
以前、小学生を対象に行ったことがありますが、次々に生き物やキャラクターを見つけ出す様子は、大人が見ていて懐かしい感覚でもありました。お子さまから大人まで、幅広く楽しんでいただける内容となっておりますので、ぜひ気軽にご参加ください。





<展覧会概要>
「はじまりのかたち ー素描ー」  

2019年 3月2日(土)〜 5月6日(月・祝)

開館時間 10:00〜18:00
入館無料
休館日 水・木曜日(祝日開館)
※特別開館4月4日(木)

造形作家やデザイナーとして活躍する教員の素描を、学生の作品とあわせて広く展示します。また、石膏や写生デッサン、下図といった従来の素描展での展示内容に加え、準備段階のスケッチや構想メモ、アイディアノートや写真によるメモ、作業途中の修正指示をも幅広く「素描」としてとらえなおして提示します。


【会期中イベント】
◎「素描をめぐって」
4月4日(木)14:00〜
内容:美術学科教員による座談会

参加無料・予約不要

◎「沈黙研究会」日本文学科教員 藤本真理子×美術学科教員 西嶋亜美
4月13日(土)16:00〜
内容:ことばと美術の分野横断的な立場から、「無」をキーワードに素描と展覧会を読み解きます。
参加無料・予約不要

◎ワークショップ「滲みからはじまる世界」
4月28日(日)14:00〜
講師:菅原瑶子
内容:滲んだ絵の具のかたちをはじまりとして、そこから見つかる世界を描きます。
参加費:500円
※ご予約・お問い合わせは当館まで(0848-20-7831)









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