朝は布団から抜け出せず、こたつに入れば石になる。
そんな怠けた心を叩きなおすため、私たちmouスタッフ、寒中修行ならぬ寒中柵作りを行いました。

材料はシンプルに木材のみで出来ています。木の表面をグラインダーで整えて、塗料を塗って、組み立てて完成。と、文字にするのは簡単なのですが、木という自然素材はなかなか厄介で、直線のものは一つもありません。
しかし、ぐにゃぐにゃの柵なんて気持ち悪い。シャキっと芯の強い柵にしたい。
ここで大きな力となってくれたのが大工職人のようなスタッフ。彼はあらゆる工具を魔法のように扱い、コンピュータのようにピピピと組み立て方を計算していきます。
今回も彼を筆頭に作業が進められていきました。
まずは塗装の様子。約200本の木材にひたすら塗料を塗っていきます。
トタンと黒いラインのコントラストがうつくしい。
次に長さを測って切って、ネジでどんどん止めていきます。
どんどん…

どんどん止めすぎてゆがみが発生しました。やり直しです。
もちろん木材を止めていく高さを測っていたのですが、数字は確かではないこともあるのです。
今度は一ヶ所ずつ目で真っ直ぐかどうか、平行かどうかを確かめながら止めていきます。地道な作業ですが、ゆがみは少しずつ矯正されてゆき…完成しました。
これが…
美術館にいらした時は、ぜひ、柵にも注目してみてください。
ちなみに、今回の極寒の作業を通して感じたこと… 土の地面よりもアスファルトの方が体が冷える!靴下貸さね履き必須でした。
みなさん、春までもう少しですが、まだまだ風邪には気をつけましょう。
(この作業により、副館長は風邪を引きました…)
美術館スタッフ
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