当館では、5/3(水・祝)から尾道市立大学大学院美術研究科 進級制作展「社会適合者」を開催しています。G.W.には天気の良い日が続き、多くの方々にご来館いただきました。残りの会期期間もまだまだございますので、ぜひ足をお運びください!
本展覧会は、油画コース5名、デザインコース3名が、大学院1年次に制作した作品を展示しています。コースに関係なく、絵画・映像・音楽・立体など様々な様式を取り入れた作品が多く、個性と活気に満ちた展示になっています。今回の展示の様子をスタッフTがご紹介します!
・
・
・
まずは搬入・展示作業の様子からご紹介。進級制作展では展示作業も院生で行います。
何やら色々なものが美術館へ搬入されました…一体どのように仕上がるのかワクワクします。
短い搬入期間の中、それぞれ試行錯誤しながら魅せ方も含めて作品を完成させ、今回の展示が出来上がりました。どのような展示になっているかみていきましょう!
・
・
・
まず第1展示室には展示室全体を使って、絵画、映像、立体、音楽といった要素を複合的に用いた作品が展示されています。
独特な表情のピンクの生き物は猫でしょうか?この表情が何とも魅力的です。この絵はF100号2枚を繋げた大きな作品です。裏にスピーカーが設置され、そこから作者が制作した音楽や音声が流れています。全部で約11〜12分再生されますので、じっくりと鑑賞しながらお聴きください。
1枚の絵が色々な要素で構成されているので1つ1つよく鑑賞してみて下さい。
第2・3展示室には油画コース4名、デザインコース3名の作品が展示されています。
第2展示室の壁一面に絵画と赤い布で覆い尽くした作品や、第3展示室全体を使った展示は迫力があります。
1枚の絵画作品かと思いきや、近くで見るとバラバラにされたキャンバスが糸で縫ってあります。1つの絵画を切って縫い合わせているのでしょうか?
おや、作品かと思いきや懐中電灯が。細い隙間を照らすと…
隠されるように作品が展示されていました。こんなふうに展示することもできるんですね!
デザインコースは立体作品や漫画・本、イラストなどの作品が展示されています。
どちらもお手にとってご覧いただけますので、ゆっくりと読んでみてください。
箱の中でロボットのような立体が2体…お店の店主とお客さんでしょうか?手元のバインダーにも何か文字が描かれています。会話が今にも聞こえてきそうなくらい、細かく作り込まれています。見れば見るほど発見があり、想像が膨らんで面白いです。きっと細かい設定があるんだろうなと思います。皆さんはどういった設定を思い浮かべますか?
もう1つの立体作品には黄色い人たちが…梯子を持つ小さい子の後ろ姿が勇ましくて可愛いです。
・
・
・
ここまで読んでくださりありがとうございます!
進級制作展のイベントとして、5/14(日)14:00〜「ギャラリートーク」を開催します。「予約不要」となりましたので、ぜひお気軽にご参加ください。お問い合わせは当館チャット、メール(mou-s@onomichi-u.ac.jp)、お電話(0848-20-7831)まで。
皆様のお越しを心よりお持ちしております!
【開催中】
尾道市立大学 大学院美術研究科進級制作展「社会適合者」
開館時間 10:00 - 18:00
Curriculum – 授業作品展 –
7月15日(土)〜 8月20日(日)
開館時間 10:00 - 18:00
0 件のコメント:
コメントを投稿