こんにちは。
現在、当館では「第17回 大学院美術研究科修了制作展」を2月3日(金)〜2月12日(日)まで開催中です。修了生8名による修了制作作品などをご覧いただけます。
修了制作展では日本画2名、油画5名、デザイン1名が出品しており、合計23点の作品をご覧いただけます。ひとつひとつの作品が密度の高いものばかりで、見応えのある展示になっています。今回はスタッフTが展覧会についてご紹介します。
・
・
・
日本画コースは卒業・修了制作で150号の作品を描きます。修了生2名の作品が壁面いっぱいに並べて展示されているのは見どころです。後期のカリキュラムを通して制作され、大学生活の集大成とも言える作品です。
他にも修了制作に至るまでに大学院在学中に制作された作品も何点か展示されています。修了生2名とも風景を主題として描いた作品が多く、それぞれがどのように景色を見て何に魅力を感じてどのようなことを考えているのか、異なる視線を辿りながら鑑賞してみてください。
油画コースは平面作品にとどまらず、様々な素材・表現技法を用いて制作した作品がご覧いただけます。
第2展示室には何やら大きな肉のような塊の作品も…一体これは何なのか。隣には平面作品、壁面には角に沿って立体物が配置されています。何かは分からなくともこの空間において異様な存在感を放つ作品たちに惹き込まれます。
第3展示室の映像作品も油画コースの生徒による作品です。残像が重なり合って生み出された形は、なにか違う生き物のようにも見えてきます。
デザインコースは本の装丁作品です。表紙のデザインだけでなく本の形も作品のイメージに合った作り込みがなされています。より本の内容の想像を掻き立てられます。
・
・
・
【開催中】
尾道市立大学 美術学科「第17回 修了制作展」
開館時間 10:00 - 18:00
尾道市立大学 美術学科 デザインコース3年
「第20回 地域プレゼンテーション課題2023発表会」
開館時間 10:00 - 18:00(最終日22日16時まで)
0 件のコメント:
コメントを投稿