次回予告
InFocusは、尾道大学を卒業・修了後、創作活動を継続している若手作家に焦点をあて、紹介する企画展です。2回目となる今回は、日本画で動物をモチーフに装飾的で優雅な世界をつくりあげる山本恵子、自身を包み込む空間と向き合い、その空間と自己の関係を平面を中心に探求している塩出麻美、切れ味とユーモラスさを併せ持った線描を中心にドローイングや印刷媒体で活躍する竹内かなの3名を紹介します。表現媒体の異なる各々の作品がMOU尾道白樺美術館[尾道大学]全館を用いた展示でどのように共鳴するでしょうか。今後の更なる活躍が期待される若手作家の現在を是非ご覧下さい。

山本恵子
動物は、美しい形や模様を持っています。また、人にはない力を持っています。そういう生きている動物たちの姿は、感動させてくれます。そして、わたしの中で動物は、取り囲む空間をも彩り、形作っていくように感じます。それを画面に表現しています。院展への出品作を中心に日本画を制作しています。

自身の作品制作は現在、カキワリ、絵本、マンガに集中している。大衆に閉じられたものより開かれているものに興味がある。イラストレーターという肩書きでデザイン領域でのイラストレーション制作を職業にもしていて、小冊子から、店舗のショーウィンドウのガラスまで、様々なところで行う。

油彩媒体の絵画作品を中心に制作。
その興味の匣として、「存在」「膜」「匣」のような3つのカテゴリーが浮かんでくる。
関連しましてイベント情報です。
アーティストトーク
2011年10月1日(土)14時~ 参加無料
ワークショップ
『記憶のシャンプーハット』 竹内 かな その一週間の印象的な出来事をもとにシャンプーハットを作ります。
2011年10月8日(土)14時〜 参加費:400円 定員:15人程度(要予約)『便せんを作る』 山本 恵子 和紙の切れ端に岩絵の具で着彩して、切り絵で便せんを制作します。
2011年10月16日(日)14時〜 参加費:500円 定員:15人程度(要予約)
9月18日「いるか如何か」

なかた美術館にて 子ども学芸員の旅 作品展



