「第四回 揺籃展」ギャラリートーク、会期終了しました

昨年の12月から開催しておりました「第四回 揺籃展」は、同時開催のサテライトスタジオと共に多くの方にご来館いただくことができました。どうもありがとうございました。


最終日(1/20)の14時より、出品者によるギャラリートークを開催いたしました。
21名中15名の作家が県内外より来館し、展示作品や制作について語り、欠席された方のお手紙を代読され、とても丁寧なトークをしてくださいました。


植物や金魚、食べ物など実物を見ながら描くことで、どれだけ対象に近づき魅力を引き出すか、
どれだけ理想的な画面に仕上げていくかの追求。
貝に描いたり、金箔を細く切る等の画材の工夫。
本展の展覧会名「揺籃」に寄り添った作品や、タイトルに込められた想い。
作品に背中を押され、絵のことをとことん考えたこと。
色々なお話を伺うことができました。






大学院を修了して社会に出ると、学生の頃のように毎日朝から晩まで絵を描くことは難しくなります。ですが、現在の環境があるからこそ出会うものがあって、考えることや感じることがあって、
作品の幅は広がっていきます。
生活と制作が近く存在し、描く時間とできあがる作品は作家の皆さんにとって、なくてはならない大切なものであることは、学生の頃から今も変わっていないと、言葉の端々から伝わってきました。

「第五回 揺籃展」の開催と、皆さまの今後のご活躍を楽しみにしております。
出品者の皆さま、どうもありがとうございました。



次回は、まさにこれから羽ばたかんとする、尾道市立大学卒業生・修了生による制作展を,
市内3会場にて開催いたします。当館では、修了制作作品を展示いたします。
こちらもぜひ、お見逃しなく。よろしくお願いいたします。



<次回展覧会>

「尾道市立大学美術学科

第15回卒業制作展・第13回修了制作展」  
2019年 2月8日(金)〜 2月17日(日)
開館時間 10:00〜18:00
入場無料・会期中無休
※当館では、修了制作作品を展示します。

【 他会場 】
<卒業制作展>尾道市立美術館(尾道市西土堂町17-19 千光寺公園内)
開館時間 9:00-17:00 ※ 入館は16:30まで

<修了制作展>尾道市立大学サテライトスタジオ(尾道市土堂1-8-5)
開館時間 10:00-18:00


【会期中イベント】
卒業制作展ギャラリートーク
2月9日(土)
日本画コース/13:30〜
油画コース/14:30〜
2月10日(日)
デザインコース/13:30〜
※場所はいずれも尾道市立美術館
◎修了制作展ギャラリートーク

2月11日(月・祝)
13:30〜 MOU尾道市立大学美術館

◎スタンプラリー
3館全てのスタンプを集めると、オリジナル缶バッチをプレゼントします。








ギャラリートークのご案内

現在開催中の「第四回 揺籃展」では、最終日の1月20日(日)14時より当館にて、
出品作家によるギャラリートークを開催いたします。






暖かい光を感じる風景画や、箔の上に描かれた阿吽、寄り添いたくなる人物画。。。
日本画という共通点はありながら、21名それぞれの表現はとても自由で多彩です。
一点一点と向き合い、会場の中でゆったりと時間を過ごしていると、日本画についてもっと知りたい、日本画を描いてみたいな、と思うようになります。

作家たちはどのようなことを考えながら、作品を描いているのでしょうか。
展示作品について、直接話を聞くことができる貴重な機会となっております。
皆さまのご参加をお待ちしております。


また、1月20日(日)は搬出作業のため、当館と尾道市立大学サテライトスタジオ共に
17時で閉館とさせていただきます。
両会場ともお見逃しのないよう、よろしくお願いいたします。



<現在開催中>

「第四回 揺籃展」  
2018年 12月17日(月)〜 2019年1月20日(日)
会場 MOU尾道市立大学美術館・尾道市立大学サテライトスタジオ
開館時間 10:00〜18:00 ※最終日は17:00まで
休館日 水・木曜日 
入場無料

◎会期中イベント
ギャラリートーク 
日時:2019年1月20日(日)14:00〜
場所:MOU尾道市立大学美術館



本学大学院美術研究科日本画コース修了生による、第4回目となるグループ展です。修了後も様々に活動を続ける、作家たちの近作を展示します。