「第7回 高校生絵のまち尾道四季展」開催のお知らせ


本日より開催しております!

第7回 高校生絵のまち尾道四季展



2013年 12月 23日(月・祝)〜 20141月 13日(月・祝)

開館時間 10:00 - 18:00 
入館料  無料 
休館日  会期中 年末年始のみ(2013年12月29日〜2014年1月3日)
他会場  しまなみ交流館1階市民ギャラリー(尾道市東御所10−1)/入選作品
     ギャラリー都(土堂二丁目4-10)/入選作品
     工房尾道帆布「Space 帆」(土堂二丁目1-16)/入選作品

絵のまち尾道四季展の優秀作品の数々が、当館にて展示されます。
高校生の瑞々しい感性で描かれた尾道をご覧ください。

当館では、尾道賞・秀作 作品を展示しております。


【 常設展示室 】小林 和作 作品

※ 展覧会初日(23日)は、13時〜15時頃まで表彰式の予定です。
混雑が予想されます。ご注意ください。

次回展覧会のお知らせ



「児玉康兵 退任記念展 ー陰・陽ー」にご来館くださった皆様、どうもありがとうございました。




只今、当館は展示入替えの為、休館中でございます。


<次回展覧会>

第7回 高校生絵のまち尾道四季展


2013年 12月 23日(月・祝)〜 20141月 13日(月・祝)

開館時間 10:00 - 18:00 
入館料  無料 
休館日  会期中 年末年始のみ(2013年12月29日〜2014年1月3日)


絵のまち尾道四季展の優秀作品の数々が、当館にて展示されます。
高校生の瑞々しい感性で描かれた尾道をご覧ください。


【 常設展示室 】小林 和作 作品

※ 展覧会初日(23日)は、13時より授賞式の予定です。
混雑が予想されます。ご注意ください。

12月14日 アーティスト・トーク


この日、会期中第2回目となるアーティスト・トークを行いました。今回は展覧会タイトルの「陰・陽」にも深く関係する、陰陽思想についてのお話がメインテーマです。

児玉先生は、古代中国の都城計画の元になっている「陰陽五行説」から着想を得て、自身の美術作家・環境造形家としての創作活動に活かしています。





古代日本の都の造営も中国から伝わった、この陰陽五行説に基づいているというのが、児玉先生の持論です。

大阪府高槻市にある古墳から、中国・魏の時代に鋳造され日本に伝わったことを裏付ける「銅鏡(卑弥呼による使者が持ち帰った100枚のうちの1枚)」が出土したこと。そして銅鏡には方角(北を意味する玄武、南を意味する朱雀など)や、時や方位(十二支:子、丑、寅、卯など)が描かれ、これが日本でいえば藤原京・平城京・平安京といった宮都造営計画の基本思想となっている…。

壮大な歴史のお話が続きました。




大阪府高槻市の安満宮山(あまみややま)古墳より出土の、
銅鏡レプリカを会場で手に取って見ていただきました。




陰陽思想から着想を得て、実際に制作した作品のマケット(模型)を解説する児玉教授。






児玉先生の説によると、ここ尾道や、同じく県内の厳島神社のある宮島など、古代陰陽思想に基づき都市計画された場所が各地にあるということで、これからの検証・研究が待たれるところです。
トーク後半では、先生が京都市立芸術大学に進学し彫刻を学ぼうと思ったいきさつや、大学卒業後、建築の世界へどのように進むことになったかなどにまで及びました。

全2回でお送りした、アーティスト・トーク。長年にわたって創作活動を継続されてきた児玉先生ならではの、実感のこもった言葉の数々を聴くことのできる貴重な機会となりました。足を運んでくださった皆様、どうもありがとうございました!

※陰陽思想を取り入れた児玉先生の空間造形論については、2013年度内刊行予定の著書『石工のこころ見聞記』でも詳しく紹介されると思います。
興味のある方は是非ご覧ください。



12月8日 アーティスト・トーク


先日の日曜日、展覧会会期中第1回目のアーティスト・トークを行いました。




今回は、彫刻家・児玉康兵の視点から、ご自身の経歴と絡めて展示作品を解説していただきました。





児玉教授。
作品と、それにまつわるエピソードを時に笑いを交えながら、解説してくださいました。




先生が学ばれた、京都市立芸術大学のある京都の街の気風のこと。大学卒業後に働いていた建築事務所が、倉敷の美観地区の整備計画に関わっていたこと。その後、イタリア・ミラノで彫刻を学びながら、ヨーロッパの街並や環境を研究したこと…。
「街」や「景観」といった事柄が、作品づくりに関係しているところが印象的でした。





このブログのヘッダ部分や、展覧会看板、ポスター、フライヤーにも使われている「波塔」。
会場にはそのミニチュアが展示され、愛知県知多市の公園内に設置された実物については、展示パネルと先生による解説がなされました。
太陽の動き(光のあたり方)や、設置される周囲の環境について計算された作品群は、古代中国の環境哲学、陰陽思想などに基づいて設計されているとのことです。

次回のトーク(12月14日<土曜日>)は、環境造形作家・児玉康兵の視点から、展覧会タイトル「陰・陽」に関係する、陰陽思想についてお話する予定です。
作品そのものはもちろん、作品の置かれる環境・方角・季節ごとの太陽光線の向きなど、より深いお話を聴くことのできる機会となります。
歴史などに興味のある方は、一層お楽しみ頂けると思います。お時間ある方は是非ご来館ください!


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児玉康兵 退任記念展 -陰・陽-



2013年 11月 23日(土・祝)〜 12月 15日(日)

開館時間 10:00 - 18:00 
入館料  無料 
休館日  火・水曜日(祝日開館)


本学美術学科教授(デザインコース)を退任する、彫刻家・児玉康兵の記念展となります。


◎アーティスト・トーク
  12月14日(土) 14時〜15時半
 ※両日ともに 参加費無料・予約不要