次回展覧会のお知らせ


「ヒトデナシ ー塩出麻美・那須由希子 展ー」にご来場の皆様、どうもありがとうございました。
作品搬出日には、会期中のワークショップの痕跡を消す作業も行われました。なかなか難航しましたが、きれいになりました!


そしてまたまた館内には、L字壁が出現します!


次回展覧会に向けて、着々と準備中です。


只今、当館は展示入替の為、休館中でございます。

<次回展覧会予告>

野崎眞澄 × 石川康彦  二人展
〜 交叉するくわだて 〜

2013年 10月 5日(土)〜 10月 27日(日)

開館時間 10:00 - 18:00 
入館料  無料 
休館日  火・水曜日(祝日開館)

本学デザインコース教授の野崎眞澄とデザイナー石川康彦の2人展。
仕事上の共同作業作品や、「木」をモチーフにした個々の作品を紹介します。


◎野崎眞澄・石川康彦によるアーティスト・トーク
  10月5日(土) 14時〜15時

9月15日 ヒトデナシ アーティスト・トーク

塩出さん、那須さんのふたりの作家、緊張の面持ちでアーティスト・トークの始まりです。
それぞれ自己紹介の後、まずは今企画の主旨説明から先週実施したワークショップを振返りました。

ふたりによる造語「ヒトデナシ(=人のような何か)」への思い。
それは時々彼女たちが「ヒトデナシ君」という、愛着をもって呼ぶ存在にまでなっています。


各々の作品・制作についても語られました。



今展覧会では「合作(方法としては、一定の時間を決めて、交互に作品に手を加える)」が重要な要素の一つです。
そして出来上がった作品そのものよりも、共作していくその過程がふたりにとって刺激となったようです。
何作品か共作していく中で、それを始めた頃と後半では合作する意味合いも変化していった…というお話もでました。






お客さんのなかには、「(自分がやれと言われたら)合作なんて、絶対無理!」といった反応もありました。
それに対してご本人たちも、やりづらさを感じたりしつつも、このタイミングで試みたことがお互いにとってやりがいがあったと語っていました。

合作については、展覧会にあわせてつくられたカタログに詳しく説明されています。
会期も残すところあとわずかですが、是非会場で手にとってご覧下さい。



<現在開催中>
ヒトデナシ ー 塩出麻美・那須由希子 展 ー
2013年 8月 31日(土)〜 9月 23日(月)

開館時間 10:00 - 18:00 
入館料  無料 
休館日  火・水曜日(祝日開館)

当大学 油画コース卒業生、塩出麻美・那須由希子による2人展です。
「人とは何か」という疑問をテーマに、独自の切り口による作品を展示します。





9月8日 ヒトデナシ ワークショップ

先日の日曜日、当館にて「美術館に自分の痕跡を残そう」と題して、作家2人によるワークショップを開催しました。

二部構成で行われ、まず第一部は第一展示室の窓ガラスをキャンバスに見立て、決められた時間内で参加者の手形を自由におしてくださいというもの。こちらは、絵具の色を肌色と灰色に限定しました。




第二部は、自分の足形をトレーシングペーパーに型取りし、そのカタチに切り抜いたものを展示室床面に置くというもの。さらに参加者には、足形を美術館のどこに配置したかを、館内見取図パネルにマチ針でマッピングしていただきました。


第二部の手順を説明する、作家のおふたり。



足形を半透明の紙に写し取ります。


小さな参加者の足形も、館内に残されました。


足形をラッピングする、那須さん。


2人の作家に共通する「人」への関心。そして「人のような何か(=ヒトデナシ)」。

このワークショップで得た感触については、来週の日曜日(9月15日)の2人によるアーティストトークで触れられるかも知れません。もちろん、各々の制作や共作について興味深い話が聴くことのできる機会となります。お楽しみに!



◎アーティスト・トーク 2013年9月15日(日) 14:00〜
 塩出麻美と那須由希子が制作について話をします。


<現在開催中>

ヒトデナシ ー 塩出麻美・那須由希子 展 ー
2013年 8月 31日(土)〜 9月 23日(月)

開館時間 10:00 - 18:00 
入館料  無料 
休館日  火・水曜日(祝日開館)

当大学 油画コース卒業生、塩出麻美・那須由希子による2人展です。
「人とは何か」という疑問をテーマに、独自の切り口による作品を展示します。