先日、現在開催中の「In Focus7」に作品を出品している大平 繭さん、木浦奈津子さんのお二人によるアーティストトークが行われ、多くの方が来館し、盛況を収めました。
来館者には尾道市立大学の美術科の学生も多く、両名の制作・作品に対する心構えを聴けたことは、これからの作品作りに良い影響を与えることとなったと思います。
以下、当日の様子を写真で紹介しております。
大平 繭さん、木浦奈津子さんのお二人
大平さん。多くの質問にも、丁寧に答えていただきました。
少ない言葉の中に、作品への強いこだわりを感じさせるお話でした。
個人的には、作品の中に登場する植物は、夏に見かけることの多いものを描いているということですが、作品からは秋の気配を感じるところが面白いです。
木浦さん。質問に対し、真剣に考えていらっしゃいます。
身振り手振りを交え、楽しいお話を聴けました。
絵を描く為に写真を利用し、切り取った風景そのままの構図で作品にしていく木浦さん。自分で撮った写真をスライドショーで眺めるように、次から次へと作品をつくっていきたい、という言葉が印象的でした。
展覧会は来月の23日までとなっております。
尾道市立大学美術科の卒業生のその後を、作品を通して知ることができる機会となっておりますので、ぜひご来館ください。
<現在開催中>
「In Focus 7 —卒業生の現在—」
2016年 9月 17日(土)〜 10月23日(日)
開館時間 10:00 - 18:00 入館無料
休館日 水・木曜日(祝日開館)
休館日 水・木曜日(祝日開館)
本学を修了し、各分野で活躍している新進作家、木浦奈津子(油画)・大平 繭(日本画)の2名を紹介します。