MOU尾道市立大学美術館 blog: 3月 2018

広島地方気象台が桜の開花宣言を行ったと聞き、先ほど近くの浄土寺へ行ってきました。
桜の蕾は赤々とふっくらして今にも咲きそうで、可愛らしい花もいくつか見つけられました。
今週は暖かい日が続くそうなので、次々に咲いていくことでしょう。とても楽しみです。

「MOU 尾道市立大学美術館学生買上げ作品展」は4/8(日)まで開催しております。
ポカポカとした春の陽気に、外を歩くのがとても気持ちがいいですね。お散歩の休憩地点に
当館へお越しの際は、ぜひ浄土寺の桜も合わせてお楽しみいただけたらと思います。
皆さまのご来館をお待ちしております。

また、次回展覧会は初の国際展となる、「国立嘉義大学との交流展」を開催します。
台湾の国立嘉義大学と、尾道市立大学の両教員の作品を、当館と尾道市立大学サテライトスタジオにて展示します。引き続きチェックをどうぞよろしくお願いいたします。

＜現在開催中＞

「MOU尾道市立大学美術館　学生買上作品展」

2018年 2月24日（土）〜 4月8日（日）

（※3/16から作品を一部入れ替え、展示します）

開館時間　10:00 - 18:00

休館日　水・木曜日（祝日開館）　

入場無料

歴代の学生買上作品を紹介します。

＜次回展覧会＞

「国立嘉義大学との交流展」

2018年 4月28日（土）〜 5月27日（日）
開館時間　10:00 - 18:00

休館日　水・木曜日（祝日開館）　

入場無料

台湾の国立嘉義大学ヴィジュアルアーツ学科と本学美術学科の交流展です。美術学科教育研究プロジェクトとしては初の国際交流展となります。

春めいてきた中突然の雨ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

現在開催中の「MOU尾道市立大学美術館学生買上作品展」では、3/16に作品を一部位入れ替え、展示しております。

今回のブログでは数ある作品の中から3作品をピックアップし、ご紹介したいと思います。

　展示替えに伴い、新たにロビーに展示しております大野珠美さんの作品「不親切絵文字」は、

様々なモチーフを、要素を最小限に抑えて絵文字にしており、何を示しているのか

一瞬わかりません。ですが、それが何を表現しているのかわかった時の頭がスッキリする感覚は、

クイズを解いた時のような嬉しさがあります。

こちらは何の絵文字でしょう？（ヒントは「文房具」です）

　奥野恵理さんの「the rainy season」は、

雨の降る中遊ぶ子供達と、その足元に映る姿が違う表情になっており、

可愛らしさと不可思議さが入り混じる、物語性のある作品です。

最後に、前期から引き続き第3展示室に展示しております

坂本実央さんの「オノミチペーパードッグ」は、

ライトアップされたペーパードックの美しさもさることながら、

制作に使われた判子などの道具類も展示され、まるで工房にいるかのようです。

　前期にお越し下さった方も是非、雨宿りをしに足を運んでいただけましたら幸いです。

　皆様のご来館をお待ちいたしております。