そしてこの日のイベントは、アーティストトーク。作品展示をしている3名の作家、入江さん・大槻さん・馳平さんを囲んでそれぞれの制作についてのお話を聞きました。司会進行役は当館学芸員のヤジマです!
大学院を修了して今現在も制作、発表を続けている先輩方に尊敬のまなざしを送ってしまいます。御三方がほんわかとした雰囲気でありながら、コツコツと自分のスタイルを築きあげる力強さを感じます。
大槻さんは尾道の山手で工房を構え、作品づくりと販売をしています。その陶房CONELの店舗は彼女の作品のようにひと作業ひと作業、感覚を頼りに作り出された場所。その場所が美術館の一角にも再現されています。遊び心、感覚に素直に生きている印象を受けました。
入江さんははるばる宮崎からいらっしゃいました。公募展への出品するもなかなか結果が出ず、それでも悶々と制作を継続していると、海外へ留学する機会を得たり、某テレビ番組のスタジオアートを依頼されたりと入江さん曰く「ごほうび」が降ってくるという経験をされたそうです。
今後の更なるご活躍を楽しみにしています!
(当館スタッフ 椙山)
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