修了展 ギャラリートーク

遅くなりました。
少し前になりますが、2月16日(土)に修了制作展ギャラリートークが行われました。


今年の修了生は7名です。人数は少ないのですが結束力が強く、それぞれの作品もおもしろく見せてくれる粒ぞろいのメンバーです。
2011年卒業制作展、2012年進級制作展と、市美や大学美術館などでギャラリートークやワークショップを経験してきた彼らですが、やっぱり人前は緊張する〜…ということで、初々しさも感じるギャラリートークになりました。


河村さんと姜君の作品を展示する、和作室からスタート。
狭くて入れなかったので、ギャラリートーク後にお話させてもらいました。その頃には緊張がほぐれてよい笑顔の2人。


河村さんは自分の求める風合いを、様々な支持体で試したのだそうです。そして「木」にたどり着いたのですね。


姜君の《不湾体》は曲線を使わないフォントです。やはりひらがなに苦戦したそうですね。漢字の崩し方が独特で興味深いのです。


 質問攻めにあった酒井君。彼のアトリエはトリミングされた風景写真と構築された油彩画が常に同空間にあって、会場ではそれを意識した展示になっています。手元のノート気になりますね。


金川さんの作品は、古錆びたモチーフの表現が魅力的です。修了制作より《あみ》に注目がいっていましたね。


以前から植物をモチーフに生や死を見つめてきた阿部さん。修了制作ではサボテンの生の力が溢れていました。サボテンへの愛情を感じるトークでした。


中畑さんはとてもリラックス。修了生・卒業生の制作時期のプレッシャーを、普段の彼女らしい調子で話していました。楽しそうに語りますが、辛かったのですね…
ちなみに扉の向こうは薄暗い部屋にソファーと小さなブラウン管テレビがぽつんとあります。





坂本さんはこの日残念ながら欠席…でしたが、電話とスピーカー機能を使って本人へ直接質問できるよう用意。写真でみると何なんやら…ですが、現場は臨場感を楽しむことができました。

坂本さんへ質問中。画面中心に座る女性が赤い電話を持っています。


7期生のみなさんご苦労様でした。
そして修了制作展期間中、沢山の方にご来観頂きました。ありがとうございます。








0 件のコメント:

コメントを投稿