あいにくの雨の中ですが、たくさんの方に参加して頂きました。
今回の講師は、5期日本画修了生の中嶋さんです。彼女は開催中の揺籃展でも蛤を使った作品を展示しています。
「貝合わせ」は、貝を題材にした歌を詠んで優劣を競ったり神経衰弱に似たゲームをする、平安時代から伝わる遊びです。左右一対の蛤には源氏物語等の絵が描かれていました。
今回のワークショップでは一対の蛤に自由な作品を仕上げていきます。
中嶋さんが予め、蛤の表面に胡粉という日本画で使われる白色の絵の具を下地として塗っています。この胡粉も元々は牡蠣の貝殻なのです。
その下地済みの蛤に、下書きをしていきます。湾曲した画面を想像しながら図案を考えます。どんな向きにしましょうか。
絵の具の準備をしていよいよ蛤に色をつけていきます。
小さな画面でとても細かい作業だったのですが、皆さん本当に丁寧に描かれていました。
貝をひらいた時の絵の見え方が、人それぞれ違っていて遊び心満載の作品が出来ました。
貝合わせにクリスマスのモチーフなんて素敵ですね!
皆さん、是非ご家庭に飾ってくださいね。
お足下の悪い中、ありがとうございました。
今日はこのあと14時よりギャラリートークが開催されます。
ご来観お待ちしております。
ギャラリートーク
11月18日(日) 14時〜
ギャラリートーク トーク予定者
山梨 千果子 (1期生) 木村 有里 (2期生)
花本 和之 (3期生) 杜下 遥 (3期生)
中嶋 美穂子 (5期生) 藤本 裕子 (6期生)
松本 香菜子 (6期生)
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