極寒!柵づくり!!



毎年思うのですが、冬ってこんなに寒かったでしょうか。
朝は布団から抜け出せず、こたつに入れば石になる。
そんな怠けた心を叩きなおすため、私たちmouスタッフ、寒中修行ならぬ寒中柵作りを行いました。





材料はシンプルに木材のみで出来ています。木の表面をグラインダーで整えて、塗料を塗って、組み立てて完成。と、文字にするのは簡単なのですが、木という自然素材はなかなか厄介で、直線のものは一つもありません。

しかし、ぐにゃぐにゃの柵なんて気持ち悪い。シャキっと芯の強い柵にしたい。

ここで大きな力となってくれたのが大工職人のようなスタッフ。彼はあらゆる工具を魔法のように扱い、コンピュータのようにピピピと組み立て方を計算していきます。
今回も彼を筆頭に作業が進められていきました。






まずは塗装の様子。約200本の木材にひたすら塗料を塗っていきます。
トタンと黒いラインのコントラストがうつくしい。





次に長さを測って切って、ネジでどんどん止めていきます。
どんどん…



どんどん止めすぎてゆがみが発生しました。やり直しです。



もちろん木材を止めていく高さを測っていたのですが、数字は確かではないこともあるのです。
今度は一ヶ所ずつ目で真っ直ぐかどうか、平行かどうかを確かめながら止めていきます。地道な作業ですが、ゆがみは少しずつ矯正されてゆき…完成しました。


これが…

こうなりました!

気持ちのいい柵が出来ました。





美術館にいらした時は、ぜひ、柵にも注目してみてください。

ちなみに、今回の極寒の作業を通して感じたこと… 土の地面よりもアスファルトの方が体が冷える!靴下貸さね履き必須でした。
 
みなさん、春までもう少しですが、まだまだ風邪には気をつけましょう。
(この作業により、副館長は風邪を引きました…)


                        美術館スタッフ

0 件のコメント:

コメントを投稿